ジュニアNISAのモニタリングを行う理由(再掲)
子どもが生まれた翌年から2023年の制度終了までジュニアNISAに投資してきました(投資対象は後述)。制度終了にともなって新規の投資は出来なくなりましたが、これまでに投資してきた資産は引き続き18歳になるまで非課税で保有し続けることができます。これを将来何に使うのかまだ決まっていませんが、子どもの成長とともに資産状況がどのように変わっていくかを見守っていきたいと思います。
資産状況をモニタリングしたいと考えた理由は
・経済状況の変化が資産に与える影響を把握する
・資産の変化を通じてインデックス投資の効果を感じる
・上記を経験を今後の投資判断に役立てる
などです。
10年以上の長期にわたる投資なので、暴落などによって資産が激減するときもあるでしょう。株式インデックスはこれまでもそのような荒波を乗り越えて長期的に上昇してきたので、短期的な下落に惑わされず腰を据えて見守っていきたいと思います。
2025年4月末時点のジュニアNISA資産状況
2025年4月末時点でのジュニアNISAの評価額は以下のとおりです。
2025年3月末 ()内は評価損益率 | 2025年4月末 ()内は評価損益率 | 増減額 | |
①ニッセイインデックスバランスファンド | 1,572,219 (+32.7%) | 1,554,159 (+31.1%) | -18,060 |
②たわらノーロード 先進国株式 | 2,002,143 (+90.7%) | 1,917,483 (+82.6%) | -84,660 |
③三井住友・DC新興国株式インデックスファンド | 1,466,619 (+39.7%) | 1,385,748 (+32.0%) | -80.871 |
合計 | 5,040,981 | 4,857,390 | -183,591 |
アメリカのトランプ大統領が世界各国への追加関税を発表したことで、世界的な貿易摩擦の激化が懸念され、株式市場ではリスク回避の動きが強まりました。その後、中国以外の追加関税は延期されたものの完全撤廃には至っておらず、また各国の経済成長見通しも下方修正されたことから、②や③の世界株式インデックスは前月比で大きく下げる結果となりました。①のインデックスバランスファンドは債券にも半分くらい投資しているので、株式の下げを緩和してくれています。
S&P 500の週足チャートはデッドクロス(短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける現象)しており、相場の下落トレンド入りを示唆しています。
前回下落した際(下図の青色で囲った部分)は、底をつくまでに10ヶ月程度かかりました。今回はどこまで下がるのか、注視していきたいです。

まとめ
2025年4月末のジュニアNISAの資産状況を紹介しました。
基本的にアメリカ株式のインデックス(S&P 500やナスダック)に投資し続ければ安泰だと考え、これまでも積立投資を行ってきました。今もその考えは変わっていませんが、今のトランプ政権による関税政策は、同盟国や経済パートナーとの関係悪化だけでなく、長期的にアメリカ企業の競争力を弱体化させてしまうのではないかと危惧しています。対話と協調を大切にし、世界経済が再び安定へと向かってくれることを心から願います。
今後も定期的に資産状況を確認していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。