2024年以降のジュニアNISAについて

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子どもが生まれて半年後くらいに始めたジュニアNISA。子どもの学費やその他緊急の出費に対応できるように18歳になるまでコツコツ続けて行こうと思っていましたが、2024年以降NISAの仕組みが変わり、ジュニアNISAが廃止されることに。
あまり詳しく見ていなかったのでジュニアNISAがなくなったら自動的に新NISAに移行するんでしょ、と思っていたのですが、、新NISAは18歳以上ということに最近気づきました。。。

NISA制度

(金融庁のNISA特別ウェブサイトより抜粋、https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

子どものための貯金を全く別枠で管理できるし、払い出し制限のおかげ(?)で簡単に引き出せない点もある意味メリットと思っていたので、個人的にジュニアNISAは良い制度だと思っていたんだけどなあ。想定以上に利用者数が少なかったのが廃止の理由とのことで残念。2024年以降はジュニアNISAの代わりに何をするか、年末までじっくり考えたいと思います。

さて、ジュニアNISAでこれまで投資してきた分が2024年以降どうなるかも調べてみました。

ジュニアNISA口座の投資可能期間は、2023年で終了します。ただし、2023年の制度終了時点で18歳になっていない方については、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。継続管理勘定では18歳になるまで(1月1日時点で18歳である年の前年12月31日まで) 、金融商品を非課税で保有し続けることができます。なお、ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。

継続管理勘定では売却は可能ですが、新規の買付を行うことはできません。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/point/index.html

持ち続けようと思えば18歳(1/1が誕生日じゃなければ、18歳の誕生日を迎えた年の年末まで)まで非課税のまま保有し続けられるのですね。これ以上資金投入はできないけど、長期的に見て増えていくのは期待できそう。

では売却のタイミングに制限はあるのか?というと

●ジュニアNISA口座における払出し制限
ジュニアNISA口座で保有する金融商品について、口座開設者本人である子や孫が、その年3月31日において18歳である年の1月1日以降には非課税で払出しができます。それ以前に引き出すと、原則としてそれまでの運用益に課税され、ジュニアNISA口座は廃止されることになります。なお、2024年以降は、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、非課税での払出しができます。払出しに伴い、ジュニアNISA口座は廃止されることになります。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/glossary/index.html#tab12-13

なお書き以降が重要ですね。これまでは18歳まで払い出し制限があったのが、2024年以降はいつでも非課税で払い出しができると。ただし、一部出金などは出来ないようです。18歳まで待った時が残高のピークとは限らないので払い出しのタイミングは悩ましいですね。。ジュニアNISAで投資していたのは株式インデックスファンドで長期的には上がっていくことが期待されるので、コロナショックみたいなことが起きないことを願いつつ、できるだけギリギリまで保有して売却をしたいと思いました。

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