TOEIC L&Rを受験しました(2025年3月16日受験)

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約10年ぶりにTOEIC L&Rを受験しました。英検1級の一次試験に合格した今、TOEICを受けたら何点取れるのだろうと思ったのがきっかけです。10年前に受けたときは840点くらいでした(スコアレポートは紛失し、TOEICのサイトもリニューアルしたためか記録なし)が、英検1級の一次試験に合格した今ならもしかすると900超えもあるのではないかと期待しています。

TOEICは慣れというか、問題を解くにあたってコツや自分なりの時間配分の仕方があるので、備忘録的に自分が気を付けていることについて記載したいと思います。

Listening

Part1: 写真描写問題

写真に描かれているものへの説明として最も適当なものを選ぶ問題。聞いていて間違いなくこれだなと選べる問題もあるが、明確に聞き取れない問題もあります。自分が意識していることとしては、明らかにこれは違うなというのを覚えておいて、消去法でも選べるようにしておくこと。TOEICでは問題用紙の書き込みが許されないため、頭の中で消去した選択肢を記憶しておく必要があります。

Part2: 応答問題

質問が流れるので、それに対する回答として最も適当なものを選ぶ問題。このパートでは問題用紙は見る必要がないので、耳に全集中力を傾けます。特に質問の最初が肝心で、How/What/When/Who/…等のどの疑問詞が使われているか把握しておくことが正解を選ぶうえで重要です。また、直接的な回答ではなく遠回しな回答が正解となることもあるので、Part1と同様に消去法でも回答できるようにしておくと良いと思います。

Part3/Part4: 会話・スピーチ問題

Part3は複数人の会話が流れてその後に3つの質問に答える形式。Part4は1人のスピーチが流れてその後に3つの質問に答える形式。

いずれも音声を聞く前に問題用紙に記載されている3つの質問に目を通しておくことが重要です。余裕があればそれぞれの質問に対する4つの選択肢も見ておくといいです。事前に目を通すのはこれから解く問題だけにしておいて、その次以降の問題は時間の余裕があっても見ないようにしています。そんなにたくさんの質問はどうせ覚えられないし、先を見すぎるとこれから解く問題への集中が散漫になる気がするからです。

特にPart3やPart4の最初は問題説明のイントロが入るので、その時間にたくさん見ておきたくなりますが、前述の理由からこれから解く問題だけにフォーカスするようにしています。

また、聞いている途中で1個目の回答が分かったらその場で塗りつぶしを始める人もいますが、私はそれをやると聞く方がおろそかになることがあるので、塗りつぶしは会話/スピーチが終わってからにしています。ここは人それぞれ好きなやり方があるかと思います。

また全体を通して、正解が分からなかったときにそれを引きずってしまうと次の問題にも響いてしまうので、分からなかった問題は勘で埋めてしまって、すぐに次の問題に向かうという切り替えが必要です。リスニングは聞き直しができないので、考えこんでも意味がないです。

Reading

75分で100問を回答しなければいけません。時間配分が非常に重要です。時間が足りなくなったときに最後に適当にマークすることを俗に「塗り絵」と言います。「最後の5問は塗り絵になった」とかよくTwitterで見かけることがあります。私も最初にTOEIC受験したときは時間が足りなくて塗り絵になってしまいましたが、2回目以降は以下のような時間管理をして塗り絵が発生しないようにしています。

Part5/6 穴埋め問題

Part5: 文章中の空欄に当てはまる単語を選択肢から選ぶ問題。文法問題なのでやりこめばやりこむほど早く終わるようになると思います。悩んでも仕方がないので1問20秒くらいのペースで答えられるようにして10分以内を目指します。

Part6: 文章中の空欄に入る単語もしくは文章を選択肢から選ぶ問題。こちらも10分以内を目指してあまり考えこまずに進めて行きます。空欄穴埋めでは文章全体を読まなくて良い場合もあるので、読む量は必要最小限にします。

私の場合、Part5/6が大体18~19分で終わることが多いです。Par5/6は知っているかどうかで決まることが多いので、ここであまり時間を使わずにできるだけ早く終わらせられるようにします。そうすることで、Part7の長文読解をより深く読めるようになり、正答率がアップするはずです。

Part7: 長文読解

文章を読み進める前に質問に軽く目を通して何が問われているかを把握します。そうすると文章も効率的に読むことができます。

Q176以降は1問につき5個質問で固定になるので、Q175まで終わったときに少なくとも25分残っていれば私は比較的安心します(とはいっても油断するとこれでも足りなくなりますが)。

まずはQ175に到達するときに25分残せるように、回答の進捗具合と時計を見比べながら、なるべく早くPart7を進めていきます。途中で2択に絞られるけどこれどっちだろう?と悩む質問もあり、文章をもう一度深く読み込みたくなるときがあります。時間に余裕がありそうだったらもう一度該当箇所あたりを読み直しますが、そうでないときはとりあえず回答しておいて、もし時間が余ったら戻って考え直せばいいやと割り切るようにしています。2択に絞られた時点で正解の確度が上がっているのでそれで良しとし、全問回答を優先することが大事だと思います。

まとめ

約10年ぶりのTOEIC受験でしたが、試験の形式や問題の傾向は変わらず、ベースとなる英語力に加えてやはり慣れと時間配分も重要な試験だと再認識しました。Listeningでは事前に問題を把握しておくこと、Readingでは時間管理を徹底することが高得点につながるポイントだと思います。

正直手ごたえはないのですが、ベストは尽くせたと思うので試験結果が出るのが楽しみです。900点を超えていることを期待しつつ、今後も英語力向上に努めたいと思います。

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