ジュニアNISAのモニタリングを行う理由(再掲)
子どもが生まれた翌年から2023年の制度終了までジュニアNISAに投資してきました(投資対象は後述)。制度終了にともなって新規の投資は出来なくなりましたが、これまでに投資してきた資産は引き続き18歳になるまで非課税で保有し続けることができます。これを将来何に使うのかまだ決まっていませんが、子どもの成長とともに資産状況がどのように変わっていくかを見守っていきたいと思います。
資産状況をモニタリングしたいと考えた理由は
・経済状況の変化が資産に与える影響を把握する
・資産の変化を通じてインデックス投資の効果を感じる
・上記を経験を今後の投資判断に役立てる
などです。
10年以上の長期にわたる投資なので、暴落などによって資産が激減するときもあるでしょう。株式インデックスはこれまでもそのような荒波を乗り越えて長期的に上昇してきたので、短期的な下落に惑わされず腰を据えて見守っていきたいと思います。
2025年5月末時点のジュニアNISA資産状況
2025年5月末時点でのジュニアNISAの評価額は以下のとおりです。
2025年4月末 ()内は評価損益率 | 2025年5月末 ()内は評価損益率 | 対前月比 | |
①ニッセイインデックスバランスファンド | 1,554,159 (+31.1%) | 1,559,352 (+35.0%) | +45,193(+2.9%) |
②たわらノーロード 先進国株式 | 1,917,483 (+82.6%) | 2,055,490 (+95.7%) | +138,007(+7.2%) |
③三井住友・DC新興国株式インデックスファンド | 1,385,748 (+32.0%) | 1,485,069 (+41.4%) | +99,321(+7.2%) |
合計 | 4,857,390 | 5,139,911 | +282,521(+5.8%) |
4月は、トランプ大統領の関税政策がきっかけで大きく下げましたが、マーケットへの悪影響を気にして譲歩をしているような感じです。相変わらず突然無茶苦茶なことを言い出して株式市場をかき回していますが、市場も少しずつ慣れてきているのでしょうか。「Trump Always Chickens Out(トランプはいつもビビってやめる)」を略した「TACO(タコ)」といった造語も出てきましたので、TACOがマーケットに織り込まれてきている気がします。4月7日のような大きな下落はしばらくないかもしれません(油断は禁物ですが)。
②や③の世界株式インデックスは前月比で大きく戻す結果となりました。①のインデックスバランスファンドは4月の下落も②や③に比べて限定的だったので戻り方もややマイルドです。
先月、
>S&P 500の週足チャートはデッドクロス(短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける現象)
>しており、相場の下落トレンド入りを示唆しています。
と言いましたが
13週と26週移動平均線の上に戻ってきました。
前回下落した際(下図の青色で囲った部分)もデッドクロスした後一時的に上昇しているので油断はできません。ただし、前回は一時的な上昇が赤の26週移動平均線に抑えつけられた形で再び下落していますが、今回はその26週移動平均線も上回っています。さて、この後どうなるか楽しみです。

まとめ
2025年5月末のジュニアNISAの資産状況を紹介しました。
まだまだトランプ政権による混乱は続きそうです。関税政策も結論を先延ばしにしているだけで、どうなるかはまだ分かりません。6月末にまた振り返るときにはどうなっているでしょうか。
今後も定期的に資産状況を確認していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。