英検準1級S-CBTの結果(2024年12月受験)

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英検準1級S-CBTの結果

以前のブログで記載したとおり、英検1級へのチャレンジの一環として、昨年12月に英検準1級S-CBTを受験しました。

その結果が1月31日に結果が発表され、無事に合格することができました。スコアと受験した感想を書いてみたいと思います。

スコア

Readingは期待よりも上振れ、Writingは下ぶれ、Speakingはまあこんなものなのかなあという感じでした。
一次合否のところで英検バンドがGPT+9と一級に近いところまで行けたのは自信になりました。既に英検1級を先日受験した後ではありますが、今回ダメだったとしてもこのまま努力を続ければ次回はきっと合格できるはずだと思います。

Reading

ReadingはCSEスコアが750/750だったのでもしやと思ったのですが、31問全問正解していました。過去問では大体8割超えで分からない単語がいくつか出てきて落とすこともあったのですが、今回はたまたま知らない単語ばかりで正解が分からないという問題がなかったように思います。運が良かったですね。

Listening

Listeningは29問中24問正解(82.8%)。CSEスコアは649/750(86.5%)。過去問でも大体8割超えだったので期待通りの結果でした。

Part1:10/12問
Part2:10/12問
Part3:4/5問

Part毎に得意不得意が出るわけでもなかったです。

Writing

Writingは22/32(68.8%)。CSEスコアは605/750(80.8%)。ぱっと見た感じは、もうちょっと取りたかったなと思いました。

要約は10/16で内訳は
内容:3/4
構成:3/4
語彙:2/4
文法:2/4

英作文が12/16で内訳は
内容:3/4
構成:3/4
語彙:3/4
文法:3/4

要約問題をちょっと舐めていたかもしれません。言い回しなどを微妙に変えてバリエーションを持たせることがあまり出来ていなかったのでそこが影響したかもしれません。
要約、英作文ともに全て3/4ずつ取りたかったです。

Speaking

Speakingは22/32(73.7%)。CSEスコアは553/750(73.7%)。Speakingに関しては素点とCSEスコアの比率が一致しました。そういうものなのか、たまたまなのか。

音読:12/15
Q&A:13/20
アティチュード:3/3

Q&Aは変なことを言ってしまって終わった後に失敗したな、と思った問題があったので仕方ないと思います。アティチュードはCBT形式において何を評価されているのかわかりませんが、質問に対して不自然な沈黙はなく比較的早めにレスポンスしていたのでそこが評価されたのかもしれません。

受験した感想

今回、初めてS-CBTを受験してみたのですが、感想は以下のとおりです。

楽だと思ったところ

ライティングは手書きとタイピングを選べますが、普段PCを使い慣れていればタイピングの方が圧倒的に楽だと感じます。手書きよりも圧倒的に早く書けます。
また、切り貼りできるので、イントロで書いたことをコピペして結論に貼り、ちょっと表現を変えるということもできます。
あと、確か文字数を自動でカウントしてくれていたと思います。書き終わったときにちょっと制限オーバーしてたので少し消して範囲内に収まるようにしました。

スピーキングも機械に向かって話すので、個人的には気楽でした。残り時間も画面上に出ますし、質問が分からなかったときに聞き返すのも2回までできます(聞き直すボタンをクリックするだけ)。

不便だと思ったところ

試験開始後、皆一斉にスピーキングを開始します。隣の席と距離が近いので最初はちょっと集中力を削がれました。ただ、問題が始まっていくと自分の問題に集中していくので全く気にならなくなると思います。
ちなみに、マイクの音声をうまく拾えていたら緑、ボリュームが足りないと赤といったステータスがPC画面上に現れるのですが、私の場合は安定して緑にならなかったので途中から結構声を張るようにしました。ボリュームが足りなかったらちゃんと採点してもらえなそうなので、結果が出るまでスピーキングが一番心配でした。

S-CBT受験のメリット・デメリット

S-CBT受験のメリット・デメリットは以下のとおりです。テストセンター受験は比較的気軽に行えるので、定期的に英語能力のチェックを図りたい場合や、進学・就職のために早めに資格を取得したい場合に有効だと思いました。

メリットデメリット
1日で4技能全て終えられる(通常は一次試験、二次試験に分かれる)
予約がしやすく、試験日程の選択肢が多いため、比較的すぐに受験できる
自分の好きなテストセンターを選べる
ヘッドホンを使用し、かつボリュームも調整可能なため、リスニングの音声がクリアに聞こえる
ライティングは手書きとタイピングどちらか好きな方を選べる
パソコンでの受験に慣れていないと、タイピングや画面操作に戸惑う可能性がある
試験会場が限られているため、自宅から遠い場所での受験になることもある
問題は持ち帰れないため、復習はできない

まとめ

英検1級の受験前の練習としてS-CBTで順1級を受験しました。1級取得を目指している以上準1級はもちろん合格するつもりでしたが、スピーキングがちゃんと声拾えているだろうかと不安になっていたこともあり、実際受かっていてほっとしました。

個人的には英検1級も一次試験だけで良いのでS-CBT形式を用意してくれたらより受験しやすくなるので嬉しいなと思います。

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